制作するときに思うのは
伝えたいことや
表現したいことかも知れないけれど、
いつもふと立ち止まると
とくにこれといった感情がない。
いや、ないのではなくて、
消化できないものや
すぐに答えが出ないものなのだ。
ゴールが見えていて
その目指したゴールに
すんなり行き着いたときよりも
手を動かしながら
それまで見えなかった景色が
急に目の前に開けるように出来た
作品の方に愛着がある。
そして、ワクワクする。
自分らしさとか表現したいこととか
そういう感情は出来れば全部捨てて、
気持ちの余白の部分を
探しても見つからないものとして
消化することなく描くことが出来たら
いいなと思う。
(sayo)