特徴のない

2ヶ月という時間をあけての投稿となります。
止めていたのは私なわけですが、こんなに書くことができなかった理由もよくわからない。

もしかすると悩みらしい悩みが最近少なすぎるのかな、と思ってみたりしている。困ったことは日々あるような気もするけど、もともと悩まない体質が以前より進み、一つのことに思考を巡らす時間がさらに減ってしまっている。とにかく細切れになっていて、どれも深まらない思考が続く。

もともとは絵画系の大学に進み、絵を描いたりしていたけど、自分の中の内的な衝動が少ないがゆえに、きっと絵を描く職業にはつかないだろうなと思っていた。実際、大学院後期までいたにも関わらず、絵を描かない仕事に就き、今も自分から描きたいと思うことはないし、造形とは程遠い仕事をしており、最近は中間管理職らしい労務の仕事も増えてきた。

文章にせよ、絵にせよ、自分の中に葛藤や悩みを抱えているからこそ、「何かをつくりたい」と思うのだろうし、ある種の凹みみたいなものがあるから、人を感動するような作品をつくれるのではないだろうか。アウトサイダー・アートの研究をしていたのも、自分が「何か」を生み出せないことに対する劣等感があったからかもしれない。

「日常や自分の周りの人々に、いかに平衡をもたらすことができるか」「自分自身でも平衡でいられるか」を脅迫的/無意識的に続けている自分には、けっこうな病理が潜んでいるかもしれない。そして、この感覚はあまり他人と共有できそうもないことも、ずっと感じながら日々を送っているように思う。

そういえば、DropboxからpCloudに乗り換えた。pCloudはサブスクリプション型ではなく、買い切りタイプのクラウドストレージ。世の中、なんでもサブスクになってきたけど、サブスクってなんだか息苦しい。

(umetsu)